一眼レフでの雪景色の撮り方

一眼レフカメラで雪景色を撮るのも良いですね。
厳しさの中にも美しさが感じられ、特に晴れた日の雪景色はひときわ美しく、樹木などが青空に良く映えるものです。

 

 

降雪が続く日本海側地方なら雪に覆われた樹木なども良い被写体になり、暗い背景を選んでとれば厳しい吹雪などの冬景色も撮れます。

 

 

そして、白一色の雪景色を一眼レフで捕るなら、サイド光で被写体に程よい陰影をつけると立体的ある写真になります。
また、基本的にはPLフィルターは使わないほうが上手く雪景色が撮れます。
PLフィルターを使うと余計な日光の反射を防ぐことができますが、雪景色の澄み切った青空が黒に近くなってしまうからです。

 

 

また、雪の質感を映し出すには順光よりも逆光を生かすと良いです。アングルを変えながら雪がキラキラと光る位置を探し、画面に占める雪の量によってプラス露出補正にすれば写真はより一層趣のあるもになります。
更に露出をアンダー気味にすれば、雪の冷たさが強調できます.。ただし、失敗を防ぐには段階露出を心がけましょう。

 

 

一方、太平洋側は冷え込みは続きますが晴天の日も多く、各地の渓谷などでは大きくなった立派な氷などもみることが出来ます。
特に日陰で見る氷は青白くなり、逆光ならキラキラとした輝きをかもしだすので、良い被写体になりますね。

 

 

ただ、暖かい日が続くと、大きくなった氷も一気に溶け出して、丸みのあるだらしない姿になってしまうので、冷え込みが続いた時を出かけると良いです。
なお、時には激しい音と共に氷が落下してくることもあるので、安全面には十分に注意をするようにしましょう。