川に流れる桜の花びらを撮る

一眼レフカメラで桜を撮りたいという人も多いものですが、咲き誇る姿だけではなく、花びらそのものも魅力的な被写体になりますね。
何より、舞い落ちた花びらは情緒があって美しく感じるものです。特に川面に桜の花びらで埋め尽くされて流れる様子は幻想的ですよね。

 

 

そんな川に流れる桜の花びらを一眼レフで撮るコツはいくつかあります。
まずは、川面の見え方ですね。寄り引きしなが川面の面積を出来るだけ広げると良いと思います。

 

 

更に、川面の影が濃いと全体的に重たい雰囲気になるのでプラス補正も必要ですし、ホワイトバランス補正でM(マゼンタ)を加えると、桜の花びらがそれらしくピンク色ぽっく仕上がります。

 

 

また、マクロレンズでクローズアップするするのもいいですが、花びらが汚れているものが多いこともあるので、そのような場合は周辺の要素を取り入れて引いて撮影するのも良いですね。
300の広角レンズで更に引いて撮れば、全体的に散り敷かれた花びらを画面一杯に入れ込むこともできますし、カメラアングルを高い位置にすれば川面の面積も増え、より立体感が出ます。

 

 

ただ、これは他の花でも同様ですが、桜は引きであれば順光で撮れますが、寄る場合は花びらが白く飛んでしまいやすいです。
特に桜は白いので気をつける必要があるでしょう。

 

 

その為、緩やかな逆光や日陰を利用し、プラス補正をどちらにしてもしたほうが桜のはなびらが綺麗に撮れるでしょう
なお、川を流れる桜の花びらは、三脚を使い低速シャッターを利用することで、幻想的に流しながら写し撮ることが出来ます。

 

 

日中ならNDフィルターを使えば、光を減らすことで低速が使いやすくなります。
リモートコントロールを使えば手ブレも防げるでしょう。