花の撮り方のコツ

一眼レフで花を美しく撮ることが出来ますか?
カメラを買って花を撮ってみたのはいいけど、どうも納得のいく写真が撮れないという方も多いのではないでしょうか。

 

そのような方は、まずは、カメラ上達講座 第3弾 【物・花撮影編】解説映像の一部をご覧下さい↓↓

 

 

 

一眼レフでの花の撮り方にはコツやポイントがいくつかあります。
花の鮮やかな美しさをとりたいなら晴天での逆光が良いですし、優しさを表現したいなら曇りの天気が適しています。
更に花をアップで写すなら、花芯にピントを合わせますし、アングルは花と同じ高さから写すのが基本です。

 

 

また、花の写真を撮るならマクロレンズの100ミリが便利です。
マクロレンズは近接撮影を重視した設計になっており、花の写真を撮るにはもってこいです。

 

 

ズームレンズで花の撮影をしていて、もっと近寄って撮ろうとするとピントが合わなくなってしまうことがありますが、マクロレンズなら、そのような心配もありません。
100ミリクラスのレンズを被写体に近づけて撮影する場合は、ピントが合っている範囲(被写界深度)が浅いので、ピントを何処に合わせるかがポイントなってきます。

 

 

例えば、花が群生している場合を一眼レフで撮影するなら、手前の花を画面に大きく取り入れて、花芯にピントを合わせたり、もしくは手前の花を大きくぼかして、後ろの花にピントを合わせるようにすれば雰囲気のある良い写真が撮れるでしょう。

 

 

また、庭やベランダ―などの鉢植えの花を一眼レフで撮るなら、人工的な容器や支柱などが入ると自然な感じが出ず美しくないので、外してとることがコツです。
とは言え、花だけを撮っても良くある図鑑的な写真になりやすいので、主役である花を引き立てる脇役となるものを入れると良いですね。

 

 

この場合も、最も効果的なのはボケを入れることです。
前ボケを入れるようにすれば、図鑑などにある写真とは違った雰囲気の写真になります。

 

 

いずれにしても花の撮影やポートレートでは、ボケの生かし方次第です。
前ボケを生かすなら、後ろにある花にピントを合わせて、絞を開放にするか、それに近い絞にすると良いです。
ですが、逆に絞ってしまうと、前ボケとなる花にもピントが合ってボケの効果がなくなってしまいます。

 

 

更にアップで花の質感を表現したいなら、黄色や白の花は日陰でとるか薄曇りで撮り、逆に赤などの色の濃い花は斜光線で撮るようにすれば上手く表現することが出来るでしょう。

 

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