夜景の撮り方

夜景の撮り方をご存じですか?
ライトアップされた建造物など、何種類もの色の光がカラフルに点在する夜景は、カメラを持っている人なら、一度は撮ってみたいと思う被写体ですよね。

 

 

また、誰しも自分の住んでいる地域での好きな夜景の一つや二つはあるものです。
私の場合は、岡山に住んでいるので鷲羽山から見える瀬戸大橋の夜景が大好きです。

 

 

特に夏場や年末などは、観光スポットなどもライアップされることも多いので、そのように思っている方も尚のこと多いことでしょう。
とは言え、自分の眼で見えたように写すのはなかなか難しいものです。

 

 

そもそも、夜景とは言いますが、シャッターチャンスは夕日が沈んだ日没から30分くらいまでなんですね。
それ以降になると光源のある場所以外の風景が闇に消えてしまい、空も黒く潰れてしまうのです。

 

 

もちろん、ライトアップされた建造物だけを浮かび上がらせるようにして写したいなら構いませんが、深い青で空を残したいようなら、やはり日没から30分以内の残照が一番でしょう。

 

 

そんな夜景の撮り方の基本は、シャッター速度が遅くなるのでスローシャッッターによる長時間露出になるので、三脚は不可欠です。
しっかりカメラを固定すれば、高感度フィルムを使う必要もないでしょう。

 

 

レンズは標準ズームが便利で、ピントは画面全体に合わせます。
また、適正露出から1〜2段オーバーにする必要があり、よほど画面内に強い光源がない限りは、露出オーバーを恐れることはありません。

 

 

なお、オフィスビルなどを中心とした夜景を撮りたい場合なら、日没時間が早い秋から冬にかけてがお勧めです。
それというのも夏は日没時間が遅いので、撮影に適した時間にオフィスから人がいなくなって、明かりが消えてしまっているビルの窓が多くなり、意図する画面構成に出来なくなることも多々あるからです。

 

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