広大な風景写真を素敵に撮るポイントは?

一眼レフで広大な風景写真が撮ってみたいと思いませんか?
正直、私はあります。

 

今はコロナの流行で、一眼レフカメラを持って思うように撮影に行くことが叶わない日々が続いていますが、いずれ広大な風景写真を撮りたいものです。

 

そんな広大な風景はその時感じたように、シャープに鮮やかに表現したいもの。

 

 

それを可能にするにはピントの位置、F値、露出などいくつかのポイントがあります。

 

そして、絞り込んだ近景から遠景まで画面全体にピントが合ったように見える状態をパンフォーカスと呼びます。

 

肉眼で見た印象に近い表現になることから、風景撮影をする場合においてはシャープに表現するうえで必要なテクニックと言えると思います。

 

 

パンフォーカスが得られるピント位置は手前から3分の1が基本ですが、主題の配置や構図で前後させます。

 

また、被写界深度を深めに得るためには絞り込みますが、ほとんどの場合F11からF16くらいが基本になります。

 

それ以上絞り込んでしまうと絞り羽根の裏側に光が回り込む回折現象により解像度の低下が起こります。

 

 

ピント位置は過焦点距離を認識しておけば、無駄に絞ったりせず手前から奥まで被写界深度を得ることができます。

 

また、朝や夕方など山間部を撮影する場合は明暗差が多い場面があります。
この時の露出の基準をどこにするのかで頭を悩ませます

 

表現方法や被写体によっても変わりますが、ハイライト(明るい部分)を基準に露出して、ハイライトが白く抜けてしまって質感がなくなる白飛びを優先して防ぐと良いかと思います。

 

 

なので、白飛びをしないようにハイライト優先で決めるということです。

 

なお、風景撮影では自分が美しいと思った主題を探し出し、それを引き立てるような構図を考えることが最重要項目です。

 

その時には、木や水面などが水平、もしくは垂直にになるようにします。
何故なら、水平線が曲がってしまっていると気になってしまうので、失敗に見えてしまうからです。

 

写真は良く引き算と言われるように、主題を生かしてシンプルな画面構成にして、方向性を考えて構図を決定すると良いでしょう。

 

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