露出補正について

露出補正は、カメラが決めた露出をオーバーにしたりアンダーに露光量を加減して調節することです。
操作はプラスとマイナスの補正量で表します。

 

 

そして、露出補正は近づける時だけに使うものではなく、撮りたいものの被写体の持つ雰囲気やイメージに合わせてプラスとマイナスに補正量を変えると趣のある写真に変わってきます。

 

 

例えば、女性の撮影は一般的に明るいイメージが好まれるので、プラス補正が基本です。
そうすることで見た目より色白に写りますし、シワやシミも目立たなくなるので女性に喜ばれます。したがってプラス1程度に補正して撮ると良いでしょう。

 

 

また、花なども一眼レフカメラでプラス補正をすれば、透明感のある印象に近づけることが出来ます。
明るい花を画面いっぱいにして撮影をするなら、プラス2分の1から2段くらいにします。
一面が真っ白な雪景色も、露出値通りでは雪が黒ずんでしまうので、プラス1〜2段くらいにすると良いですね。

 

 

逆に、光の反射や影などは、マイナス補正にすれば光をより印象づけることが出来ます。
例えば、白い花をくらい背景で撮る場合には、マイナス補正が必要になります。そうしないと花の質感が出ず白くとんでしまうようになるので、マイナス2分の1段前後の補正にすれば良いでしょう。

 

 

いずれにしても、極端に被写体の光量や色調が違ってくる場合は露出補正が必要になりますので、しっかり覚えておくと色々なところで使え、自分のイメージに近づけた写真が撮れるようになれるでしょう。

 

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