一眼レフの明るさの調整

一眼レフカメラで撮った写真を見ると、思い通りの明るさになっていないということはありませんか?
実際よりは暗かったり明るく写ったりすることもありのではないでしょうか。

 

 

基本的にデジタル一眼では、シャッターを押すだけで適切な明るさの写真を撮ることができますが、撮影する状況によって明るさを調整することが必要になります。

 

 

では、何故このようになってしまうのかというと、撮ろうとする被写体の背景の明るさに影響されたりするからです。
例えば、人物を撮影する時に、やや逆光で背景が明るかったりすると見た目の人物が暗い印象になってしまいます。

 

 

赤ちゃんとお母さんのポートレートを撮る時などでは、背景が白い壁だったりするとカメラの露出計が影響を受け、一番見せたい親子の顔が暗くなってしまいます。
そこで明るく撮影するためにプラス補正をすれば、顔も明るく写せ、肌の模写も綺麗になりさわやかな雰囲気になります。(これは露出補正についてで解説してあります。)

 

 

キャノンEOSなどの表示では、プラスマイナス2.0補正まで可能です。
また、写真の明るさを調整する時というのは、一般的に画面の中に極端に明るいものが入っている場合です。

 

 

照明や空など明るい部分があると、写真が全体的に暗くなってしまうので、ライブビューなどの液晶モニターを見て、被写体の明るさを確認しましょう。
この時の露出補正は撮りたいものを見て判断します。

 

 

人物なら顔の明るさをチェックすればOKです。
ですが、風景撮影などで雰囲気を出したい時などは、暗くしたほが良いケースもあるので、自分の撮りたい写真をイメージして露出補正を行うようにすることが大切です。

 

 

更に、花は色によって露出補正値が変わってきます。
特に画面一杯に白い花を写すような時は、プラス補正をしないと灰色になってしまいます。
背景のある場合も同じような考えで、暗くなりすぎないようにプラス補正をして、花の白さを引き立てましょう。

 

 

このように一眼レフの明るさの調整は、色や状況に応じて補正値も変わってくることを覚えておくと良いですね。

 

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