入学式や卒業式を上手に撮るポイント

入学式や卒業式は学業の大きな節目になるので、子供のいくぶん緊張した表情や希望に満ちた笑顔などをクローズアップしてみるといい写真になりますね。

 

 

これは一眼レフで入学式・卒業式を撮るコツのところでも触れましたが、被写体に近すぎてしまうと、カメラを意識して自然な表情が撮れないので、135ミリくらいの望遠レンズを用意しておくと便利です。

 

 

式典は静かに行われるものですから、出来るだけ動き回るのは避けたいので、ズームレンズを使えば静かに撮影出来るのでおすすめです。

 

 

望遠ズームは長焦点エリアで構成されたレンズで、特徴としては画角が狭くなるので遠くの被写体を引き寄せて部分取りができ、風景の中の美しい花だけや群衆の中の一人だけを撮ったりすることが出来ます。

 

 

式場全体をとらえたいようなら、一番奥の壇上の人などにピントを合わせて、手前の生徒などをぼかすなどの工夫をすればグンと雰囲気が高まります。
特に卒業証書などのを受けとる場面などでは、近寄ったり移動したしたり迷惑のかかることは厳禁なので、ズームレンズを上手に使うのがコツです。

 

 

そして、式典が終わり戸外に出たらでのびのびとした表情を写し込みましょう。
例えば、校庭などでは、桜の木の下などの季節感が感じられるものなどを入れて、一眼レフで撮影すれば、よい思い出の写真になります。

 

 

その他にも、晴れやかな親子の姿や恩師との記念撮影など、シュチュエーションは豊富です。
卒業式はどちらかというと涙を思わせる画面作りを心掛け、入学式は明るい雰囲気を表現するのが上手に撮るポイントです。

 

 

特に小学校の入学式は被写体が小さな子供ですから、不安や緊張、落ち着きのなさなどがストレートにあらわれます。
その為、母親たちの嬉しそうな笑顔と対照的な表情を一緒にとらえると面白いかもしれませんよ。